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1回のX線撮影で用いる放射線量は、1年に自然から受ける放射線量約2.4mSvと比べても少なく、身体的影響が現れることはありません。
例えば胸部正面の撮影の被ばく量は自然放射線の約20分の1で、これは東京からニューヨークに飛行機で行くときに受ける宇宙線の量とほほ同じです。
放射線による発ガンは、放射線に対する感受性が高い組織でも200mGy以下の場合は自然発生のガンと見分けがつかないとされています。(原爆調査の結果より)
通常の放射線を用いた検査でこの値を超えることはなく、身体的影響はないと考えられます。