「ちょっと教えて！ベッドサイドモニターについて」
～呼吸管理モニタリングの必要性～

今回は、ベッドサイドモニターについて解説していただきます。
SpO₂は血中の酸素飽和度をモニタリングしています。呼吸が停止すれば徐々に血中の酸素は減っていき数値は低下、全身への酸素運搬の不良が評価できます。そのことから酸素を取り込めていない呼吸の異常を知ることができます。
ETCO₂は毎呼吸の呼気のCO₂分圧を見ているため、鎮静時などの呼吸抑制・呼吸停止、挿管時のトラブルなど換気のトラブルをより早く検知できます。小児MRI鎮静においてETCO₂測定の必要性が学会から発表されています。
患者様の安全を守るために適切なモニタリングにつながる内容をお伝えできればと思います。

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【講師】

日本光電工業株式会社　東京支社ソリューション営業部　山口　布希子　氏