マンモグラフィシステム（乳房撮影装置）の最新情報

第114回日暮里ワンコインセミナーもWeb開催とします。

乳がん検診において、マンモグラフィ検診はスタンダードなものとなり、社会にも認知が進んでいます。マンモグラフィで、きれいな画像を得るには、検出器やX線管の性能に並び適切なポジショニングが重要な部分を占めます。受診者が無理ない体位で少しでも痛みを和らげた撮影ができることで、適切なポジショニングと適切な乳房の圧迫が可能となり、それらを実現するため、機器がデザインされるようになりました。近年では「マンモグラフィと超音波による総合判定基準」が通達され，「マンモグラフィの所見を参照しながら超音波検査を行うこと」が推奨され、超音波とマンモグラフィの情報融合が進んでいます。また、トモシンセシス（断層撮影）の登場により、より詳細な情報が提供できるようになってきています。本講演においては、これらマンモグラフィシステムの最新の情報を紹介させていただきます。

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【講師】

キヤノンメディカルシステムズ株式会社　廣瀬　聖史　氏