「変形可能！最新乳房ファントム
『Comp-AY型(Compressible Mammography Phantom)』の紹介」

放射線医学の分野で使用される『ファントム』には、目的に応じて様々な種類があるが、特にマンモグラフィ装置の性能評価や品質管理においては、ACRファントムやステップファントムが広く利用されている。これらを用いてX線出力や解像度、コントラストなどを定期的にチェックすることで、診断精度と安全性を担保している。
　今回、さらに新しいアプローチとして、乳房の圧迫をリアルに再現し、臨床に近い画像を取得できる“変形可能”な乳房ファントム『Comp-AY型』を開発した。医療スタッフの教育やトレーニングにも役立つこの新ツールをご紹介します！



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【講師】

国立がん研究センター東病院　　池野　薫　氏